大阪府立千里高等学校
（普通科）
合格-2022年度

生物学者になり、生物の研究を行うことです。

この志を立てた理由は、生物の生態や構造を応用することで人の生活をよりよくできると思ったからです。志を果たすために、幼い頃から自由研究などを通して生物の生態を観察してきました。志に向けてこれからは高校、大学でさらに生物分野についての学びを深めていきます。

夢への一歩

僕の夢は生物の研究を行う生物学者になることです。この夢を叶えるために僕は中学一年生のとき、理系の高校へ行くことを決めました。 そして、スーパーサイエンスハイスクールの指定校の一つである大阪府立千里高等学校へと進学することにしました。

しかし当時の僕は、千里高校へ行くためにどのように勉強すれば良いのかわかりませんでした。 そこで僕は、自分の学習計画をつけることにしました。この計画表をつけたことで今の自分の学習状況が知れ、どのような勉強をすれば良いのかわかるようになりました。

また、高校に合格するために勉強する習慣をつけることやテスト形式に慣れておくこともがんばりました。勉強する習慣をつけることで、集中力を上げられました。テスト形式に慣れておくことで、テスト中でも焦ることなく、正しく時間配分することができるようになりました。

模試やテストで成績が変動したときに、とても不安になりましたが、自分の学習内容を見直して、苦手分野の分析、克服をすることで次の模試やテストに備えました。

受験を通して偏差値が上がったことや、英検に合格したことは勉強へのモチベーションになりました。一方でテスト等での時間配分が上手くいかなかったときは、とても悔しい思いをしました。

僕は受けてみてよかったと思う講座は〈日曜進学教室（日進）〉と〈理科特訓〉です。〈日進〉では難しい問題を通して自分の苦手分野がどこなのか明らかになり、〈理科特訓〉では科学の原理や基礎について学べました。これらの講座は自分の学習面を大きく成長させてくれたと感じています。

また、僕は参考書や高校の過去問、〈日進〉の問題の解き直しなどを中心に勉強を進めていました。参考書を使って、基礎分野から応用分野までの問題があり、頻出範囲を復習しました。また高校の過去問では繰り返し解くことでテストに慣れることができました。〈日進〉の解き直しでは自分の間違え方の癖が知れました。

入試当日は、これまでの努力の結果を出すという思いで挑みました。入試前にメンターの方々に入試の心がまえを説明していただき、緊張がほぐれたのを覚えています。

志望校に合格したときは、「夢に一歩近づけたんだな」という感覚で、達成感と安心感が出てきました。自分の行きたい高校に行けるということで、とてもうれしかったです。

僕が感謝している人は、僕を支えてくれた両親、祖父母、そしてメンターの方々です。両親や祖父母はどんなときでも僕を応援してくれました。また入試前に不安になっていた僕を励ましてくれました。メンターの方々は適切なアドバイスをくださいました。本当に、ありがとうございました。高校でも教わったことを生かしていきます。これからも僕はたくさんの人に支えられてきたことを忘れずに過ごしていきます。

これから受験される方は、目標に向けてがんばってください。 勉強では、努力した分だけ自分の力になってくれるということを僕は受験を通して学びました。努力は裏切らないという言葉の通りだと思います。 入試前で不安になったときは、家族やメンターの方々に相談することで僕は気が楽になりました。

これから僕は高校生になり、大学生、社会人へと成長していきます。そのなかでも、自分の目標を達成していけるように努力を重ねたいと思います。そうして目標を達成して、自分の生物学者になるという夢も叶えたいです。今の僕はまだ未熟で、何かあるとすぐに落ち着きを失ってしまいますが、成長して生物学者になるという夢を叶えるまでの間にそういった自分自身の弱点となる部分を克服していきたいです。そしてここまで支えてきてくれた多くの人へ、その成長を見せられたら良いなと思います。