立命館高等学校
（コアコース）
合格-2016年度

叶

僕の将来の夢は、責任感と常識を持ち、国際的な舞台で世の中の役に立つことです。きっかけは、親戚の叔父がアメリカでの留学後、オーストラリアで日本語の講師をしていて、いろいろな体験を教えてもらったことでした。そして、中学三年生になって、好奇心旺盛な僕には、そのような仕事が向いているのではないかと思いました。具体的に、どのような職業に就くかはまだ決めていませんが、さまざまな国籍の人と出会い、英語を使う職業に就きたいと考えています。

入塾したのは、中学校入学前の三月です。「行ける学校」ではなく、「自分が行きたい学校」に進学するために、中学一年生から勉強をがんばりたいと思いました。全体の雰囲気が明るくて、先生が優しそうだったので、成基学園に通塾することを決めました。

入塾してから部活動を引退するまでは、塾の宿題や、授業で使う配布プリントを忘れずに持っていくという、最低限のことをこなすのに精一杯でしたが、三年生になり部活動を引退した夏頃から、自分の望むことができる高校に入学するために、積極的に勉強をがんばりました。

英検準二級を取得し、五教科の総合得点をあげるために、苦手教科の社会と数学の勉強に特に力を入れました。〈日曜進学教室(日進)〉の復習をして、間違った問題をコピーして何度も解き直し、わからないところは先生に何度も質問をしました。それを繰り返すごとに、少しずつですが苦手意識が少なくなり、〈日進〉の最後の十五回目は、自分の満足のいく五教科の総合得点をとることができました。

僕が嬉しかったことは、社会科のＳ教室長をはじめ、教室のどの先生に質問をしても、丁寧に教えていただいたことです。

また、数学のＭ先生には、数えきれないほどの質問を、嫌な顔をせず教えていただきました。

担任のＲ先生は、いつも生徒一人一人に親身に優しく接してくださり、受験前にかけていただいたＲ先生の何げないひと言ひと言が、励みになりました。

中学二年生と三年生で、理科を教えていただいたＮ先生には、特に感謝しています。中学二年生のときは、体力がついていかずに塾を欠席することもありましたが、欠席した分の理科の補講を、「フェーン現象は大切だから。」と、授業後に時間をかけて丁寧にしていただいたことが心に残っています。僕は、それまで理科があまり好きではありませんでしたが、それ以降は好きでなくても真剣に取り組むことができ、中学三年生になって成果が出始めました。そして入試では、ある程度、自分の満足のいく結果を残すことができました。

二年生のとき、担任のＳ先生に、学校と部活動と塾の両立は、体力的に難しいと相談したときは、「とりあえず今は、学校と部活動を後悔しないようにがんばれ！ 君の人生にその経験が必ず生きてくるから。受験勉強は、引退後に思いっきりがんばればいい。」
と言っていただいて、少し気持ちが楽になり、通塾を続けられました。

このように、家族以外にも多くの成基学園の先生方に支えていただきました。三年間の通塾を続けることは、時間的にも体力的にも、しんどいと思うこともありましたが、それでもがんばり続けられたのは、家族のサポートと成基学園の先生、友人のおかげだと思っています。しんどいと思いながら教室に行っても、教室で先生や友人に会って話をすると、自然にがんばろうという前向きな気持ちになりました。好奇心旺盛で、勉強以外にも多くのことに興味を持っていた僕が、成基学園で三年間がんばれたことは、僕の大きな自信になりました。

成基学園に入塾して三年後、僕は、「自分が行きたい学校」に合格することができました。立命館高等学校には、勉強や部活動や興味のあることを、自分らしく楽しくがんばれる環境が整っていると感じました。

将来の夢を叶えるために、これから高校と大学で、留学などを通して、さまざまな人と出会い、コミュニケーション力を身につけ、自分の意見を英語や他の外国語で伝えることができるように努力をしたいです。そして、いつでも自分の意見や考えをしっかりと持てるように、たくさんの情報や知識を持ち、一つの意見に左右されずに広い視野で物事を捉えられる「人間力」を磨きたいです。

中学校生活の三年間は、とても充実していました。多くの先生や友人と出会い、多くのことを学ぶことができました。それぞれ違う道に進んでも、ずっと関わり続けたいと思う友人がたくさんできたことは、僕の誇りです。

その大切な経験を活かして、高校でも自分らしく笑顔で、何事にも挑戦したいと思います。