高槻中学校
合格-2023年度
地球の役に立つ機械を作るエンジニアになることです。
ぼくは人や地球の役に立つ機械を作りたいと思っています。動機は異常気象や環境問題を少しでもなくしたいからです。この志を果たすために、理科の授業や社会の授業で出てきた環境問題の原因や発生地域を覚えたりしていました。これからは志に向けて理科と英語をがんばっていきたいと思います。
自分を信じる
ぼくが成基学園に入園したのは小学6年生の3月でした。受験すると言っていた学校の友達が勉強する姿を見ていて、うらやましく思い、自分も受験したいと思うようになりました。成基学園を選んだ理由は、他の塾と比べて明るい感じだったからです。入園した当初は、4年生や5年生、中にはもっと早い1年生のときから通っている人の中に入ったので、授業についていけるかどうか心配でした。初めての授業のとき、理科のN先生にぼくがよそ見をしていたので注意されました。その時からぼくは授業をしっかり聞いて毎回の授業を大切にしようと思うようになりました。それから、ぼくはスタートが遅れている分を取り戻すために、理科と社会のスーパーノートを買ってもらって、時間が空いているときにやるようにしていました。
そして、4月になり、第1回の成基オープンテストがやってきました。偏差値が出されるテストを受けるのはそれが初めてだったので、少し緊張していました。その時に、志望校を書いてと言われて、その時はまだ志望校について深く考えていなかったのであせりました。どこを書いていいかわからないままテストが終わりました。結局ぼくが第一志望にしたのは、通える中で近いと知っていた立命館中学校でした。そうすると立命館のCLコースの判定がAだったので、5月頃までは立命館中を目指してみようかなと思っていました。しかし、友達に高槻中学校を目指している人が多かったのでどんな学校なのか気になり、パンフレットを見ると、理科の実験などでいろいろな体験をできると知りました。また、図書館も広いので多くのことが学べると思いました。さらに、自分の志であるエンジニアになるためにもいい学校だと思いました。そうして第一志望を高槻中にすることを決めました。
後期になると、様々な学校の過去問を解きはじめました。最初のほうは時間配分がうまくできなかったこともあって、あまりいい点数が出ませんでした。しかし、次第に時間配分がうまくできるようになり、点数もとれるようになりました。
そして、10月頃になると最難関志望校別特訓(高槻コース)に行くようになりました。最難関の算数ではあまりテキストに出てこない問題や、解き方を知らない問題が多く出題されて、手も足も出ない問題が多くありました。ですが、担当の先生達が丁寧に解説をしてくれてよく理解することができました。
一方、日曜進学教室〈日進〉の成績はなかなか安定せず、自分でも「これで高槻中に合格できるのかな?」と不安になっていました。日進のウルトラコースが始まると算数や理科ではわからない問題が出て、点数が良くならなかったり、得意な社会でもいい点をとれなかったりして落ちこみました。算数で計算問題を間違えたり、問題を読み間違えたりして点数を失ってしまうこともありました。ですが、わからなかった問題の解説をしっかり聞いて、家に帰って復習をしました。そうして、ウルトラコースも最後のほうになってくると、計算ミスや問題の読み間違いも減って、算数や理科の成績も徐々に上がっていきました。
日進が終わったあとは、算数のフェルマーの星4つのレベルまでを繰り返し解いて「こういう感じの問題はこうやって解く」ということを暗記していきました。
いよいよ年も明けて、正月特訓や直前特訓ではいろいろな問題を解いて、家に帰ったら、ルーズリーフを使って復習をしていました。
そうしてあっとういうまに入試の本番の1月14日をむかえました。その日は朝から雨が降っていました。JR高槻駅では受験生らしい人があまりいなかったのですが、阪急高槻市駅をすぎると受験生らしい人がたくさんいたので少し緊張しました。ですが、焦らずに解けば大丈夫と自分に言いきかせて試験会場に向かいました。自分は合格できると信じて最後まで全力で取り組みました。
合格発表は、翌日の午前入試が終わってから、次の入試に移動するときの電車の中で見ました。正直、国・理・社は自信があったのですが、算数があまり自信がなかったので、合格という文字が見えたときはとてもうれしかったです。
これからの受験生に伝えたいことは、次の2つです。日進や過去問の復習をしっかりやって、同じような問題が次に出たときに間違えることがないようにしてください。次に、自分にできることはやったという状態で入試の本番をむかえてください。
中学校に行っても勉強や部活をがんばりたいと思います。また、自分のエンジニアになるという志が達成できるようにがんばります。
これまで支えてきてくれた両親と成基学園の先生達ありがとうございました。
保護者からのコメント
保護者名 秋山 幸子
昇太が中学受験をしたいと言い出したのは5年生の秋頃でした。中学受験の知識が全くなく、どんな中学校があるのかも知らず、何よりも「今から間に合うのか?」と親としては心配事ばかりだったと思います。昇太の強い意志もあり、やらなくて後悔するよりはやらせてみようという事になりました。昇太が初めて書いた志は無理やり書いた感じでした。しかし将来どうなりたいのか、そのために今何をするのかを一度じっくり考えた事で、受験も最後まで頑張れたのではと思います。志は最初に書いた内容から変わっています。これからも自分で考えて、進みたい方向へ進んでくれたら良いなと思っています。次の試験会場への移動の電車の中で第一志望校の合格発表を見る時、とても緊張しました。合格の文字が見えて本当に嬉しかったです。遅いスタートでしたが支えてくださった先生方のおかげで無事に合格できました。ありがとうございました。
担任からのコメント
「算数のセンスはあるが、間に合うか」
入試まであと10か月での入園。それまで特に中学入試の勉強はしていないと知り、私としては不安でいっぱいでした。
しかしその不安が杞憂であることにすぐに気づきました。昇太君は学んだことをきちんと復習し、着実に力をつけていってくれました。とは言え、志望校を高槻中学にするとなると話は変わってきます。クラスもどんどん上がって1番上のクラスになりましたが、それでもまだまだ覚えないといけないことは多く、大変な日々が続いたかと思います。
12月に解いた過去問でも、まだ確実に合格圏とは言えない。それでも心が折れることなく、やるべきことをやりきった。そんな昇太君にだからこそ受験の神様は微笑んでくれたのだと思います。
合格おめでとう。中学に入っても、その粘り強さでさらなる成長を遂げてくれることを楽しみにしています。
2024年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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2016年度 - 合格体験記
名前 | タイトル | 所属の教室 |
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M・Dさん | 高槻教室 |